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姉歯、木村、内河…。
名前ばかりが踊る"耐震偽装問題"を冷静に解く 昨年1年間で起こった震度1以上の地震2,333回。世界でも有数の地震 国であるニッポン。そこで起こった"耐震偽装問題"。安全に暮らすのは無理? 【自分のマンションが心配】 "耐震偽装問題"が、起こってしまった。良く考えると、私も、マンションの 4階に住んでいる。一戸建てだとて、同じ様な問題がある。先にも挙げたよう 日本は「地震国」である。この事実からは、誰も逃れることが、出来ない。 この事件をきっかけに、国交省や関連団体には、「自分のところの耐震強度 は、大丈夫なのか?」という問い合わせが、連日、相次いでいるようである。 事件の顛末は、国やマスコミに任せるとして、今回は、「貴方が住んでいる マンションや一軒家の"耐震強度を調べる"にはどうしたら良いか?」を、順を 追って、説明したいと思います。 先ず・・・ [マンションや一戸建てが、建設されるまでの手順] ─────────────────────────────────── 建築主(例・ヒューザー) → 設計を依頼された建築士(例・森田建築事務所) ↓ 行政機関 ← 建築確認申請 ← 設計の下請け(例・姉歯元建築士) 民間の 指定確認検査機関 ・設計図や構造計算書など定められ (例・イーホームズ) た書類を作成 ↓審査をクリア 施工業者(例・木村建設)→建設に取りかかる→ 分譲業者(例・ヒューザー) ─────────────────────────────────── これら全ては、「建築基準法」に則って、行われる。 姉歯元建築士が、偽造した"構造計算書"は、「木造なら3階以上」「木造以 外は2階以上」の建築確認申請に、必要な書類となっている。報道でも分かる 通り、この中に「建物の"耐震強度"を計算した結果」が、記されている。 つまり、この"構造計算書"を・・・ 探すところから、"耐震強度を調べる"ことは、始まる。 ─────────────────────────────────── ●"業者"を特定する。 ─────────────────────────────────── 1.『構造計算の設計者』を特定する。 構造計算書が、マンションの管理組合等にあれば、それを確認。しかし、 上記でも分かるように、そこに記載している名前の設計士が、必ずしも、 設計しているとは限らない。その場合は、分譲業者に確かめる。 2001年8月以降、「マンション管理適正化法」により、構造計算書 を含むマンションの設計図は、管理組合への引き渡しが義務付けられた。 2.『建築確認検査機関』を特定する。 建築確認時期が1999年4月以前については「全て行政機関」で審査 詳細な行政の連絡先 → http://tinyurl.com/dgzom (PDFファイル) 1999年5月以降については、分譲業者に確認する。 3.『施工業者』を特定する。 販売時のパンフレットで、確認。あるいは、分譲業者に確かめる。 ─────────────────────────────────── ●"構造計算書"を、詳細に調査する。 ─────────────────────────────────── 1.1981年6月以降の建築確認で、"構造計算書"がある場合 2.1981年5月以前の建築確認 → 「耐震診断」が必要。 *何故、2つに分かれるのか? 1981年の建築基準法改正により、地震被害を防ぐための建物構造など に関する基準、いわゆる「新耐震基準」が新たに設けられた。これを適用 した時期が、6月からだったから。 ★どちらの場合にしても、専門家に調査してもらう必要がある。 専門家の選定等については、国交省HP → http://tinyurl.com/9nldr (相談先の記述もアリ) *ただし、"構造計算書"を調べてもらう場合、一般的には、住民申し出を受 けた「管理組合」が、窓口になる(一戸建ては個人)。 ─────────────────────────────────── 最後に・・・ どうして、「新耐震基準」が設けられたのか? 日本建築学会によると、非常に大きな地震に対しても、建物が倒壊しない構 造にすることで、建物内の人的被害をなくすのが、基準の最大の目標。 地震で、建物に掛かる「地震力」を算定する際、建物の揺れ方などを、より 厳密に計算するようにし、旧基準に比べ、正確に、見積もることが出来る。 具体的な震度で示すと、中規模の地震(震度5強)に対しては、ほとんど損傷 を生じず、極めて、まれにしか発生しない大規模な地震(震度6強〜震度7)に 対しても、人命の危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じないことを、目標と している。 ちなみに・・・ 昨年、震度5強=11回、震度6弱=2回、震度6強=2回、震度7=1回、 計16回の中・大規模地震が起きています。皆さんもご存じの通り、これらは、 ほとんど「中越地震」によるものです。 しかし・・・ 地震国である日本では、どの地域で、今すぐに、この規模の地震が起こって も、おかしくない環境にあります。「俺のところは、大地震なんか来ないよ」 そんな脳天気な発言が出来る日本人は、おそらくいないでしょう。 それだけに・・・ 今回の一件で、1999年5月以降、民間も参入した"建築確認検査機関"の チェックが、甘ければ、それに乗じて、「人々の安全など蔑ろ」にした自己の 経済原則が優先する輩によって、新基準など、雲散霧消してしまう事を露見し てしまったことに、憤りを禁じ得ません。 ただ・・・ 大災害になる前に、露見したことは、不幸中の幸いです。そのまま、彼らが 野放しにされていたら、どれだけの犠牲者が出てしまったことか…。考えるだ けで、恐ろしいことです。 「JR西日本の時も、そうだったが、 今回の登場人物達にも、判断基準は"お金"以外は存在しないのではないか」 **貴方も見直してみては・・・→ http://tinyurl.com/8dp87
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