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『ある地方診療所の取り組み』 〜やはり公的機関と住民の コミュニケーションが成り立たなければ・・・ 今週は「地方医療」に視線を向けたT氏。前向きに捉えるITの活用。 【その名は…"瀬棚町国保診療所"】 [瀬棚町国保診療所・村上所長(医師)]は「健康は自ら守ろう」というコンセ プトのもと、"豊富な医療情報提供"と掲示板において、もっと活発に町内外の 住民と"論議を自由に"行なえるようなHPを開設している。 その趣旨は、"地域医療構築"にもっと積極参加をしてもらい、「住民の健康に 対する意識改革促進」と「診療所に対する忌憚のない意見」をアクセスする人 がみんな自由に意見を述べられる環境です。 しかも、診療所の活動、部門紹介、外来数、学会参加・講演会報告など情報 を公開して、住民達の評判もいいようです。 私が良いと思うのは「いいたい放題」という掲示板で、誹謗中傷・デマの危 険もありながら、真剣に診療所が一丸となり、住民の本音と向き合って、向上 しようといているところです。 「ぜひ一度、覗いてみてください」→ http://www7.ocn.ne.jp/~snhimc/ 【拓コメント】 「風通しの良い医療」というのは、一方的な思い込みや努力だけでは出来ない と思います。特に公的機関の場合、住民とのコミュニケーション不足が今まで にも様々な軋轢を生んで来ました。 地方では都会に比べて、病院や医院の数が少なく、患者側に選択の余地がな い場合がほとんどです。だからこそ、病院や医院の側が一歩でも患者側に歩み 寄り、「地域医療」を進めていかなければなりません。 ここに挙げた"瀬棚町国保診療所"だけじゃなく、たくさんの地域で住民との 対話を重視する病院・医院が増えて欲しいものです。数が多いだけで、都会の 病院は「質が良くない」という言葉が、地域の方から漏れるくらいに充実して もらいたいと思っています。 その一方で、深刻な「医師不足・病院不足」の問題も考えて行かなければな りません。"研修医"などを、最初から地方に赴かせるとただの足手まといにし かなりませんので、3〜5年くらいを目処に「地方勤務を1年間義務付ける」 ようにした方が良いと思われます。
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