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段々薄れゆく本当の"職業意識" 【初心忘るべからず】 立場上、売り上げを上げて、販売目標を達成するために「アクションプラン」 というか企画を立案して、各営業に実行させてチェックするんだけど・・・ 「ふと、思ったんだよね」 俺は、大学の就職活動の時、「なんで医療業界を熱望したのか?」ってね。 その時は、「いい給料が欲しい」とか「楽したい」とかなんて、ゼンゼン思 わなかった。 婆ちゃんの病院通いを見てたり、自分が怪我して、病院に行った時、薬を持 ってきた業者に、先生が感謝してたりするのを見て、「医療業界」って、病気 で困ってる人の手助けをする事が、出来る。 「なんて、崇高な使命の仕事なんだろう」 車売るより、"人のためになる"かなー、なんて(若気のいたり)だったよなー で、医薬品卸に入社して、6年、それから、米国−フランス−米国と外資医療 メーカーを、渡り歩いて、来てしまった。 ところが、その間(まぁ今でもだけど^^)、「医療業界」でも、販売、売り 上げ!売り上げ!! 俺も若かったから、がむしゃらに売りまくり、ライバル・同僚より売ってや る!みたいな感じで、約18年、突っ走ってきたもんなー(これを売れば、"患 者のため"になる、なんてあまり考えなかったな・・・)。 だから、今度、出した販売企画の目的の中に、 「この製品を、市場に浸透させることは、 頭頚部の疾患に、苦しむ人のMRIの画像診断の向上に寄与しする」 だから、みんなが、この製品を拡販することは、売り上げに貢献するだけで はなく、患者さんのためにもなるんだよって、メッセージ入れたんだよね。 医療関係者なんだから、やっぱりこの気持ちは忘れちゃいけないよな(反省)。 ─────────────────────────────────── 【拓コメント】 私も、彼がいた最初の医薬品卸で、一緒に働いていました。しかも、同期で 非常に仲良く付き合わせてもらいました。その当時は、「医療業界の未来」に ついて熱く語ったと言うよりは、ススキノで、酒をたくさん飲んだという記憶 が、昨日のように思い出されます(^^;)。 でも、ある日、たまたま、そのススキノで出会い、今はこうして「医療関連 のメルマガ」を手伝ってもらっている。彼も書いていますが、ここに至って漸 く、「医療業界」の重要性に、気付いている始末です。 この世界を、魑魅魍魎にしてしまったのは、絶対に「医者」だけの問題では ありません。"売らんかな"という主義が一番最初に来ている「医療品関連業者」 にも同じだけの責任があると思います。 彼が、その世界を省み、自ら襟を正した上に、実際の行動を取った。これは、 非常に意味のあることだと考えます。頭の中では思っていても、毎日という動 きの中で、実行するというのは、簡単なようで、非常に難しいことです。 彼が持った"有意識"は、人を動かしますが、"無意識"が、人を動かすことは ありません。JR西日本は、幹部の被害者に対する"無意識"から、社員を動か すことが、出来ないのです。 JR西日本の幹部は、先ず、自分達の「保身」が第一の有意識であり、その 存在が多き過ぎるために、被害者に思いを馳せることが出来ないのです。それ と真逆だったのが、近隣の会社。彼らの中には、"一人でも多くの命を助ける" という有意識以外には、なかったのです。 私は、「医療業界」に一人でも多く、彼のような人間が増えて欲しいと切実 に思います。決して、手前ミソなどではなく、"患者さんのために思いを馳せ る"ことが出来る医療関連人の増加。 「その"有意識"が、必ず、医療業界を良い方向に導きます」
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