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が、遂に「映画化」決定!! 今朝の新聞を見て、とても嬉しいことが、ありました!! それは・・・ 私の知人の書いた本が、「映画化」されることが、決まったのです。 私の知人=大原まゆさんは、2005年に、この本を書き上げました。 その時、彼女から頂いたのが、次のメールです。 ─────────────────────────────────── 昨年の5月末から書き始めた本(『おっぱいの詩〜21歳の私が、どうして 乳がんに?〜』)が、3月10日、無事出版の日を迎えることができました。 ▽おっぱいの詩― 21歳の私が、どうして乳がんに? http://tinyurl.com/3tx5m 6月22日に抗がん剤治療全12回が終了するまで、一時期は抗がん剤治療 と並行して執筆、という形でした。 今は、術後2年の内服ということになっているホルモン剤をしっかり服用し ながら、無事術後の2年を乗り切って、次の段階へ行けるよう、ただただ願 うばかりです。 ホルモン剤治療による更年期障害(閉経期のような症状)がありとあらゆる 場面で出て来てはいますが、それでも生きるため、と思いながら過ごしてい ます。 抗がん剤治療を終えて、執筆の進行状況は2章が終わるか終わらないかくら いでした。 そして3章を書き終わった時には、もう秋を迎えようかというところでした。 このように、1章ずつ進んでいくにつれて、書いている私の中で流れている 時間も1ヶ月ずつくらいのペースで進んでいたんです。 その中で、次第に考え方や視点、心境など、少し変化があったことは強く感 じています。 例えば、告知当初は「これこそ私の生きる希望」と思っていた「妊娠、出産」 の可能性というものについて、「それほど固執してまっしぐらにならなくて も、自然に任せて、そのときそのとき必要と思ったことをしていけばいいん じゃないか」ととても穏やかな気持ちで物事を考えられるようになったり、 ということなどがあります。 「あとがき」を書いていた時は、1章を振り返って読んで懐かしさを感じる ほどで、乳がんという病気になってしまったことの良し悪しはまた別として、 なんともいえないすがすがしさを感じたものです。 ここまでたどり着くまでの間、「がん友」を何度も亡くしたり、自分が告知 されたときよりも自分の病気の怖さを改めて実感し、しかもそれを直視しな ければならないことがたくさんありました。 ですが、私が行く先々にはたくさんの「人」がいて、私を支えてくれ、私は 人によって生かされているんだなぁ・・・なんて思うことも度々なんです。 本を書いて、乳がんの本当の怖さを世の中に少しでも広めてしまうことは、 言い換えれば自分の将来(就職などに関して)にとっては不利なことなのか もしれません。 でも、それでも私を動かしてくれたのは、やっぱり「人」なんだと思います。 「こちらから、読んでくれる人を限定してしまわないような、でも“闘病記” らしさも持っている本」を作りたいという目標で編集者と二人三脚でやって きました。 その1年間の経験が、ここで「本」という1つの形になったことをとても 嬉しく思っています。 ▽おっぱいの詩― 21歳の私が、どうして乳がんに? http://tinyurl.com/3tx5m ─────────────────────────────────── 大原まゆさんは、現在、「ピンクリボン」の普及活動を中心に、乳がんの 早期発見、早期診断、早期治療を、呼びかけておられます。 *「ピンクリボン」の詳細は → http://www.j-posh.com/ 「映画化」のきっかけは・・・ 監督をされる松浦雅子(46)さんが、まゆさんが書いた「おっぱいの詩」を、 読んだことから、始まる。 松浦監督は、 ─────────────────────────────────── 「自分も女性で乳がんに罹る可能性があること」 「日本人女性の30人に1人が罹患するにも関わらず、危機感がない」 「単なる闘病記とは違う、病気に負けずに、前向きに頑張ろうという しなやかさ、たくましさが、大原さんの本に記されていたこと」 ─────────────────────────────────── 主に、この3点により、「映画化」を決意し、自分が名乗り出た。 ─────────────────────────────────── タイトル『ココロの星・ポーラスターを抱きしめて』 監督:松浦 雅子 出演:平山あや(竹中まゆ役)、三浦友和(まゆの父)、浅田美代子(まゆの母) 製作:映画「ポーラスター」製作委員会 ロケ:2006年9月下旬に、札幌で開始。 上映:2007年春に、北海道内先行上映、同年秋に、全国公開予定。 ─────────────────────────────────── 大原まゆさんは、映画に関して・・・ 「乳がんの映画と思わずに、自分と同じような女の子が、病気と闘っている んだ、と共感してもらえる作品にして欲しい」と、要望しています。 私も、原作を読んだ感想は、彼女の「青春グラフティ」だと思います。 貴方も、是非、期待していて下さい。その前に、「原作」を、どうぞ!! ▽おっぱいの詩― 21歳の私が、どうして乳がんに? http://tinyurl.com/3tx5m
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