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科学的反論展開〜読者の意見とは1 また、「病気にならない生き方」に対する反論が、再燃しているようです。 少し前に、このメルマガでも、きっちり答えさせていただきました。以下に。 *仁木氏が反論する"科学的"根拠1 http://www.unlimit517.co.jp/ana127.htm *仁木氏が反論する"科学的"根拠2 http://www.unlimit517.co.jp/ana128.htm *岡本氏が反論する"科学的"根拠3 http://www.unlimit517.co.jp/ana129.htm これらに対する読者Uさんのご意見を、頂きました。 ─────────────────────────────────── 1.Uさんのご意見 ─────────────────────────────────── 初めてメールいたします。Uと申します。 毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門No.160に書かれていた 新谷氏の「病気にならない生き方」の内容があまりにもお粗末なので 僭越ながらコメントを述べさせていただきます。 ●胃相や腸相が悪い人は、牛乳、乳製品の食べ過ぎの人が多い・・・ この記述は実際には何も述べていないことと等しい。 全ての食物、飲料は過剰に摂取すれば人体に害があることは当たり前である。 (害になる量のことを「食べ過ぎ」=「過剰」と表現するのだから当然のこと) つまり、この記述は「食べ過ぎに注意しましょう」と述べているだけで 常識的に理解すると牛乳、乳製品は「食べ過ぎなければ問題無い」 という意味になります。 そんなことはわざわざ言われなくてもみんな知っています。 知りたいのは「適正な量がいくらであるか」です。 ●「米国の7万8千人を、12年間追跡し、牛乳を飲むほど、骨粗しょう 症になる」という報告が、ハーバード大学から、出されている。 研究者と自負するのであれば他人の研究成果を引用するのであれば どういう論文で報告されたのか容易に確認できるように出典を明記すべき であり、このような記述を平気でする本人はもちろんのこと容認した (見逃した?)出版社のレベルも疑われます。 一般向けの書籍であってもせめて欄外なり巻末に記載すべきです。 論文を139本も調べるはめになった仁木様、お疲れ様でした。 ●牛乳を飲むと、血中のカルシウムの濃度が上がる・・・ホメオスタシス という機能・・・、カルシウムの濃度が上がると、カルシウムや他のミネラル、 ビタミンまで、排出される。 血中のカルシウム濃度が上がらないカルシウムを含む食物・飲料には どんなものがあるのでしょうか? 私は新谷氏の「病気にならない生き方」を読んでいないのでわかりませんが 何か紹介されていたのでしょうか? もしそのようなものがあったとしても 血中のカルシウム濃度が上がらない=カルシウムが人体に吸収されていない= カルシウムという栄養素を人体に取り入れるという意味では食べたり飲んだり する意味がない… と思うのですが、どこか間違っている? 以上は可愛いものです。 私が最も腹立たしいのは −そもそも、牛乳は、仔牛のためのもので、人間が飲むのは摂理に反する− この記述です。 人間が行っている活動なんてほとんど自然の摂理に反することばかりでは ありませんか。 新谷氏は卵を食べたことが無いのでしょうか?卵もひよことして生まれる為の ものなのに人間が勝手に無精卵として雌鶏に産ませているわけでしょ。 (世の中にはもちろん有精卵もありますが)新谷氏は摂理に反すると言う理由で それも否定されるのでしょうか? 神でもない人間風情が都合がいいときだけ軽々しく摂理なんて言葉を持ち 出して、最もらしく説教するんじゃねえ〜。 つい言葉が悪くなってしまいましたが、私の感想は ─────────────────────────────────── 1.新谷氏にはまず日本語をきちんと勉強してもらいたい 2.この程度の無意味な内容で牛乳の売れ行きが左右されるなんて 日本人はおろかだ(私も日本人です)。 3.物事は少なくとも2面から見なければいけません。もし牛乳が無かった として、本当にそちらの方が良かったのか?これは今更証明することは 不可能ですが、それを検証すること無しに悪い可能性があることだけを 取り上げてはいけません。物事を一面からしか見ないのは過ちのもとです。 ─────────────────────────────────── 検証は健康面だけでなく環境面、経済面、政治面等々可能な限り多面的に行う 必要があります。 そういうきちんとした考え方ができるように 家庭教育、学校教育を行うべきです(学校教育は意図的にある程度愚かな国民を 作ろうとしているのかもしれません)。 ─────────────────────────────────── 【拓コメント】 ─────────────────────────────────── 確かに、Uさんが、仰る通りです。 ただ、「適正な量」というのは、専門家でも良く分からないようです。 昨日のシンポジウムでも、食品化学が専門の先生でも、 「出来るだけ、たくさん食べて欲しい」 とか「私は、この後も、ヨーグルトを食べます」など… おおよそ、科学者の言葉とは、考えられないほど、 主観的で、"思い入れ"の部分も、ありました。 「内視鏡の権威」「世界的に有名な医者」という奢りが、出版社をひれ伏させ、 出典の明記は、この先生だから大丈夫などと、勝手に、解釈したのでしょうね。 私も、仁木先生には、「お疲れさまでした」と、言いたいですね。 私は、この本を読みましたが、上記の「論文の出典先」同様、 何か紹介されていた訳ではなく、実に、新谷氏の主観的なものです。 お偉い医者とは、思えぬ、発言ですよね。 本当に、この人が、これを書いたかも、疑わしい。 こんな事は、私達、素人でも、十分分かることですからね。 穿った見方をすると・・・ アメリカで、生活しているから、この原稿も、「英語」で、書いたのでは? それを、「乳酸菌のサプリメント」を売りたい業者が、 適当に、都合良く翻訳して、「出版」まで、漕ぎ着けた。 だから、新谷先生には、それ相応の"キックバック"がある。 昨日、来ていたマスコミ関係者の話だと・・・ 先日、札幌で行われた「新谷セミナー」は、まるで 「宗教の集まりのようだった」との事でした。 本当に、日本人は、芯がしっかりしていないというか、 「ブーム」に惑わされる国民性を、有していますね。 そうですね。少なくとも2面から見なければ、検証することは無理です。 私も、以前に「新谷理論」を、メルマガに掲載しました。 当然、私は、「牛乳」の部分には、納得出来ないと、書きました。 だから、今回の科学的反論の掲載は、私にとっては、当然のことです。 バカな国民にしておいた方が、国はコントロールしやすいですからね。 私も、バラエティ番組は、好きですが、こればかりを見ていると、 「思考力のない人間」が多くなってしまいます。 マスコミ共々、「考えない国民」の生産を、目指しているのでは? Uさんが、仰る通り、そう勘ぐりたくもなりますね。 ─────────────────────────────────── **どんなウソかを見極める・・・→ http://tinyurl.com/gcq4b
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