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医療施設が乏しい離島や僻地で終末を迎えることは難しい。ある北海道S村の保健師 が2000年に介護サービスを受ける高齢者約50人に終末期について尋ねたところ 、回答した36人の6割以上が自宅での死を望んだ。 だが、そこで終末を迎えられる のは不可能に近い。「住み慣れた場所で最後を迎 えたい」そんなささやかな願いさえも無理だというのがこういう地域では日常的な風 景になりつつある。 その一方でそこに働く医師の側にも切実な問題がある。そこに働く医師が一番恐ろ しい事態とは? 1.交通が遮断される 2.一度に多数の重症患者が発生する 3.一番恐ろしいのが医師自身の急病やけがなのです。 もしその地域に一人しか医師がいなければ、この病気にかかった医師にとっては 「無医地区」と同じ事になってしまうのです。様々な分野で「危機管理」が叫ばれてい ますが、医療の世界では特にこの要件が遅れています。 都会で医者になる人は多いでしょうが好き好んで離島や僻地の医師になる人間はごく わずかです。しかも勤務体制も整備されていません。 だから、そういう地域で一人の医師が辞めると後任を探すのに非常に手間が掛かります。 そういう訳で離島や僻地で働く医師は無理をしてでも病気になることは出来ないのです。 これが今日も変わらない現実です。
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