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私も「車」はもちろん運転することも大好きである。 でも、その陰で貴重な動物達が住む場所を奪われているとしたら・・・ その被害者と被害者未満は両方とも国の天然記念物に指定されている。 『シマフクロウ』と『オジロワシ』である。 第一の被害者『シマフクロウ』は十勝管内で2001年から行っている「世界ラリー選 手権」のコースから約1.5キロの目と鼻の先の地点に給餌場を持っていた。この事実は 環境省は何と地元の自然保護団体に指摘されるまで認識していなかった。 第二の被害者なりそうな『オジロワシ』は営巣地周辺が道横断自動車道の一部となる 「北見道路」の建設予定地に入っている。工事は今秋にも着工される見込み。オジロワシ が都市に近接した山林で営巣するのは非常に珍しいことなのである。「魚類など豊富な餌」 「営巣に適する大木」などの条件がピッタリと揃わないとオジロワシは住み着かないとの 事だ。 もし、これらの動物達がいなくなれば、周りの自然環境や生態系も崩れることは間違い ない。人類の快楽と便利さの引き替えに長い年月、共に生き続けて来た友が地球上を寂し く去っていくのだ。 ただ何れにしてもこの2種類は絶滅が危惧されるから天然記念物にも指定されているく らいで絶対に守らなければならないはずである。 色々と理由や事情はあるにしても答えは自ずと決まっている。 1つ目の答えは「ラリーコースをどこかに変える」 2つ目の答えは「道横断自動車道のコースを変える」 この2つしかない。後は人間が我慢し、自然と動物を守るだけ。 この2つを選択しなければ、「友」と「自然」を失うという結果が待つ。
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