医療と生物をやさしく読み解く グレーゾーンの民間交渉人 総合Floor |
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おすすめ本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【おっぱいの詩】 大原 まゆ (著) 263p/2005/講談社 彼女じゃないですが、私もこの本を読み終わって一番感じたのは「すがすがしさ」でした。詳細は、本人にしか分からないこともたくさんあると思います。でも、どんな状況になっても、大切なのは「人」であり、「自分自身の前向きな生き方」であることを、再認識しました。 こんな事、あんまり考えるべきではないと思いますが、彼女が病気にならず、そのまま人生を歩んでいたらどうなったんだろう。「彼氏と付き合い」「結婚」「出産」とエスカレーターのように進んでいったのだろうか。 少なくとも、病気になってから知り合った人とは、永久に知り合わないままだったろうなぁ〜と思います。このメルマガでも、取り上げる事はなかったでしょう。「縁は、異なもの味なもの」です。 この本は、「乳がん」という病気そのものより、どうしても、彼女の生き方、周りの人々、実に良心的な先生達に、目が行ってしまいます。そういう意味では、通常の"闘病記"とは、違います。 どうしても、"闘病記"という事を中心にすると、彼女も別件で書いていましたが、「自分は、この人よりはましだ」とか「悲惨な人生を歩んでいるんだな」とか、読者の気持ちが、どうしても"同情"中心になってしまいます。 彼女の本を読んで、少なくとも、私は"同情"という言葉は、浮かびませんでした。ただ、病気を背負った人間じゃなく、一人の人間として、応援したくはなりましたが・・・。 もちろん、「乳がん治療」についても詳細に書かれていますので、このメルマガの読者が気になるような"専門用語"も、飛び交っています。そして、彼女の周りにいる「良心的で親身な医者」だけではなく、「心がない医者」がいる現実も…。 今後、彼女にとって、どんな逆風になることがあっても、前向きに生きる。「うさぎのお姉さん」(詳細は本の中で)に嘘をつくわけにはいかないから…。 |
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おすすめ本2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【捨て犬を救う街】 渡辺 真子 (著) 227p/2002/角川書店 彼女からすると、この本の中にある現状でもまだ「甘い」と仰っていました。 実際は「殺処分」という名の『虐殺』が罷り通っています(悪いのは、全て無責任な飼い主にあり、職員の皆様に責任はありません)。このコラムを書いている数時間の間にも・・・。 ここに、渡辺さんの著書から具体的な内容等を挙げて、感想を書こうと思いましたが、コラムの部分で具体的な所を取り上げさせていただきましたので、このコーナーでは割愛させていただきます。 敢えて、私の拙い文章で感想を書くより、渡辺さんの著書を少しでも多くの人々に読んでいただいた方が、 もっと身近に「犬猫の殺処分」「日本の悲惨なペット事情」「如何に日本の動物愛護や福祉が遅れているか」etc…などを多く汲み取って、いただけると考えるからです。 |
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弊社発刊本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【グレーゾーンの民間交渉人】 橋本 和弘 (著) 184p/2002/文芸社 著者の経歴がまず異色で面白い。それと彼は「こち○め」のモデルとなった人。 でも、経歴だけでこの本は語れない。 ストーカー、盗聴、盗撮、および様々な案件に対する彼の洞察力、解決力は”プロ”として、依頼者を絶望の淵から引き上げる。 カウンセリングもただ話を聞くだけではなく、それを解決の手段としている。 これを読めば全てが解決するわけではないが、改めて人生を歩み直せるアドバイスに満ちた本である事は確かである。 一度、読むだけでなく、是非、一冊は家に常備したいバイブル的な著書である。 |
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